心肺運動負荷検査(CPX)

心肺運動負荷検査(CPX)で分かること

心肺運動負荷検査(CPX)は、どの程度の強度の運動療法が安全かつ有効なのかを調べる検査です。

トレーニングする運動量はきつすぎても体に負担となりますし、逆に軽すぎても効果は期待できません。心肺運動負荷検査(CPX)は、最大どこまでがんばれたかのデータを取得し、心臓に負担無く、さらに効率よくトレーニングをしていただける運動量を評価する事ができます。

検査方法

心肺運動負荷検査(CPX)では、専用のマスクと心電計、血圧計を装着して運動を行っていただきます。
(マスクをつけての自転車走行が苦痛に感じる方は、呼気ガス分析を止めて運動負荷心電図に切り替える事も可能です)

軽い運動から始めて徐々に運動強度が増しますが、心電図や血圧を観察しておりますので、最後まで安心して運動してください。
※検査開始後はマスクを取り外すまで、体調不良等の緊急時以外のお話は控えて下さい。

検査時間は準備も含めて約50分程度です。

診察

検査結果に基づき、患者様の状態に応じた適切な運動のアドバイスをさせて頂きます。

心肺運動負荷検査(CPX)の結果は、分かりやすいレポートとしてお知らせいたします。レポートを見ることで、自らの心肺機能の状態を客観的に把握することができ、安全で適切な運動を続けることができます。


CPXはすぐれもの!?エコー検査では見えない「最大酸素摂取量」

近年の研究において、エコー検査で「心機能が低い」と診断されてしまった方であっても、CPX検査で一定の数値が出た方は、予後(今後の病状についての医学的な見通し)が悪くないと言われています。

エコー検査は、横たわって静止しているときの心機能を詳しく評価するのを得意としています。一方で、運動中や座った状態、立った状態で検査することはできません。

しかし、不整脈などの症状は運動をしたときに現れることが多いため、エコー検査だけでは十分に判断することはできず、ここでCPX検査が重要になってきます。CPXで検査できる項目に「最大酸素摂取量」があります。これは、運動時に最大でどれだけの酸素を消費することができるかを示す値であり、有酸素運動能力を反映するものです。

CPX検査において「最大酸素摂取量」が十分あると診断された方は、エコー検査結果が悪かったとしても、予後が比較的悪くないという研究データが出ているのです。

有酸素運動アドバイス ~健康な方も健康維持のためにご利用できます~

心肺運動負荷検査(CPX)は、心臓手術をされた患者様のリハビリテーションの一環として行われることが多いですが、健康な方が健康維持のために検査を受けることも可能です。

アスリートが自分にとっての最適な運動量を知るためにこの検査を行うことは常識となっており、近年では高校などの強豪チームなども利用しています。

適切な運動はやみくもな食事制限と比べてはるかに安全に効率良くダイエットすることができます。当院の院長は循環器内科医として、豊富な指導経験と知識があります。

「有酸素運動アドバイス」には、以下が含まれます。

・CPX検査
・CPX検査結果レポート
・あなたに合った運動の種類や量などについての院長アドバイス

※「有酸素アドバイス」は保険適応にならないため自費診療となります。

検査をご希望の方、ご質問がある方はお気軽にお電話にてお問い合わせください。

これらの効果が期待できます